SURGERY日帰り脊椎内視鏡手術

手術について

患者さんの負担が少ない脊椎手術です

脊椎内視鏡手術は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症頚椎ヘルニア、頚椎症の手術方法の一つです。
従来は背中を大きく開いてする手術に比べると、内視鏡による手術は患者さんの負担が格段に軽減されます。
眠たくなる麻酔も併用し、うつ伏せか横向けになり、6~8mm程皮膚を切り内視鏡を挿入します。
手術はモニターを見ながらヘルニア等の患部を除去します。
この手術は術後入院されるケースが多いですが、当院では午前中に手術を行い、夕方帰宅となる日帰りで対応できるようにしています。お気軽にご相談ください。

日帰り保険診療による
脊椎内視鏡手術のメリット
  1. 手術時間は約30~60分、切る部分が6~8mmで最小限なので抜糸が不要で、患部を内視鏡を用いて間近で見ながら行うため出血はほとんどしません。
  2. 出血はヤクルト1/3本程度です。
  3. 午前中に手術をして、夕方に歩行して帰ることができます。
  4. 費用は約15万(3割負担)、約5万(1割負担)です。また、高額療養費適応です。

適応疾患と適応外疾患

日帰り手術の適応となる病気

  1. 腰椎椎間板ヘルニア
  2. 腰部脊柱管狭窄症
  3. 頸椎症性神経根症・頸椎椎間板ヘルニア
  4. 圧迫骨折

日帰り手術の適応外となる病気

  1. 靱帯骨化症(後縦靱帯靱帯骨化症・黄色靱帯骨化症など)
  2. 頚椎症性脊髄症
  3. 脊椎・脊髄腫瘍
  4. 破裂骨折
  5. 重度すべり症

※病名や詳細が不明な場合は、診察時に医師に遠慮無く相談してください。

手術料金について

PONT.01
全て保険治療で行っています
PONT.02
手術は高額療養費が適応となります

高額療養費は患者さん自身の年収にもよりますが約10万円前後です。
加入している健康保険の種類により高額療養費申請場所は異なりますので、保険証に記載のある各健康保険(国民健康保険または、協会けんぽまたは、組合健保など)に問い合わせてください。

なお、手術になる場合、一時金として10万円預けて頂きます。
不足分は後に請求させてもらいますし、過剰代金は後に返金させてもらいます。

また、患者さんから「保険会社から手術の区分番号(Kコード)を聞いておいて欲しいと言われました」とよく言われます。
当クリニックでの手術方法について記載してあります。
その後に手術の区分番号Kコードを載せておきましたのでご利用ください。
※詳しくはこちらのページをご覧ください>>

誤解していませんか?

腰痛はヘルニアや脊柱管狭窄症、圧迫骨折が
原因だと思っていませんか?
腰痛は様々な要素で起こります。腰痛=ヘルニア・脊柱管狭窄症・圧迫骨折では決してありません。原因不明の腰痛が約30%は存在すると言われています。
ヘルニア、脊柱管狭窄症と診断されたらすぐに手術と
考えていませんか?
癌に初期から末期があるように、ヘルニア、脊柱管狭窄症にも軽度〜重度まで存在します。ほとんどの人は手術の対象とならない非手術(内服・リハビリ・ブロック注射など)で改善する軽度から中度の方々ばかりです。
リハビリは万能だと思っていませんか?
時と場合によりますが、症状が軽度の場合ではリハビリは良いと思います。しかし、大きなヘルニアの場合や、ヘルニア手術直後など、一生懸命、腰を動かすリハビリをしたらヘルニアが再発する危険性が高くなります。重度の場合や、ヘルニア手術直後はリハビリを一生懸命することはオススメできないと個人的に思っています。

よくあるご質問

QuestionQuestion

Question.01費用はどの程度ですか?

保険診療ですので3割負担の方で約15万、1割負担の方で約5万円です。(3割負担の方は高額医療費制度を利用して約10万円となります。)加入している健康保険の種類により高額療養費申請場所は異なりますので、保険証に記載のある各健康保険(国民健康保険または、協会けんぽまたは、組合健保など)に問い合わせてください。手術料金についてを参照としてください。

QuestionQuestion

Question.01せぼねの手術をすると半身不随になると聞きますが、
そのようなことはありますか?

通常の内視鏡手術で半身不随になることは、ほぼありません。0%ではありませんが0%に近いです。同じせぼねの手術でも難病指定の靱帯骨化症や癌などの腫瘍などの手術の場合はそのリスクが高くなりますが、内視鏡手術の適応外になることが多いです。

QuestionQuestion

Question.02手術は成功しますか?

全ての起こりうる合併症を考慮すると95%以上で成功します。しかし、患者さんが考える手術成功と、我々が考える手術成功は必ずしも一致しません。なぜかというと、患者さんの考える手術成功は現在の症状がゼロになることです。我々の考える手術成功は合併症(大出血や、神経を切っちゃった・・など)なく無事手術を終えることです。その意味(合併症なく手術を無事終える)での成功であれば、95%以上で成功します。しかし、症状の完全消失を手術成功とするのでは、その効果は人それぞれとなります。あくまで、症状をゼロにするのではなく、激しい症状を軽減し日常生活を送りやすくすることを目指します。

QuestionQuestion

Question.03症状(しびれ、痛み)は
ゼロにならないのですか?

一度、症状が出てしまってから症状を完全にゼロにするのは難しいです。とくに安静時のしびれや、長年わずらった症状をゼロにすることは難しいです。もちろん、ゼロになる人もいます。それは患者さん自身のもつ神経の回復力にかかっています。
あくまで手術では神経を圧迫している靱帯・ヘルニアを摘出するだけで、新品の神経につなぎ換える手術ではないからです。
手術により症状ゼロを目指すのではなく、現在の激痛を軽くして日常生活を送りやすくすることを目指しましょう。

QuestionQuestion

Question.04手術後のリハビリは
どうなりますか?

症状や疾患によって異なりますが、強い筋力低下がある場合は早期からリハビリを必要とし、筋力回復を目指しましょう。しかし、筋力低下がない場合は再発予防のリハビリが主となるため、術後症状が安定してからリハビリをじっくりおこないましょう。術後早期からリハビリをすると再発してしまうと考えています。

QuestionQuestion

Question.05手術後の日常生活・
仕事復帰・再発予防などは
どうでしょうか?

手術後の冊子を準備していますので、手術前にお渡しします。
再発予防には、日常生活を根本から変える必要があります。ダイエット(食生活)・姿勢・ストレッチ、この3つが重要となります。リハビリをしながら正しい姿勢やストレッチの仕方をお教えいたします。

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Question.06手術後から痛み、しびれはとれますか?

手術直後から痛み、しびれがゼロになることはありません。手術を受けた患者さんの多くは、手術を受けた当日から痛みしびれがゼロになると思っておられる方が多いです。それは絶対にありません。包丁で手を少し切っただけでもとっても痛みます。その傷をすぐに縫って治療しても、その直後から痛みはゼロになりません。その原理と同じです。脊椎内視鏡手術の傷口は8mmですが、少し骨を削ったりしますので痛みます。むしろ、手術前より多少痛みが増すことがあります。しかし、徐々に改善してきます。帰宅時には、痛み止めを常備薬としてお渡しします。