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2023.4.14

あっぱれ!協和キリン

このまえ、名駅に用事があったのでバスで名駅まで行きました。雨だったので、バスのガラスがとっても曇ってました。

 

 

座席に座ると、曇ったガラスに前に座った人が書いたと思われる「ニコちゃんマーク」が書かれていました。

 

 

自分ならこの曇ったガラスに何を書くかな? 何を書いたら次に座った人が「ぷぷぷ」と笑っちゃうかな?とかと考えてたときに、「これはなかなか難しい大喜利だぜ−!」と考え込み、結局、名駅までの約40分ずっと考えたあげく、結果、オモローな答えは思い浮かばなかったオモローじゃない院長 竹内幹伸です😭

 

みなさんなら何を書きますか?

 

 

さて、先週、ランチミーティングがとってもオモローだったので、そのお話についてです。

内容は協和キリンの「低リン血症性くる病・骨軟化症の治療薬 クリースビータ注射」の勉強会でした。

さあ、この聞き慣れない病名とお薬の何が、オモロー!だったのかというと、協和キリンの企業戦略がオモローだったんです。

 

オモローな中身を考えましょう。

 

じつは協和キリンはこの「クリースビータ」という注射を使って欲しいと言う宣伝を全くしていないことです。

 

協和キリンは勉強会をさせて欲しいと私のアポを採ってきてくれたときから、「先生、クリースビータって知りませんよね?使って欲しいなんて滅相も無いんです、10分程度の勉強会だけでいいのでさせてくれまえんか?」とゆうんです。

 

勉強会をしてもらったところ、協和キリンの言いたいことは一つ、

「骨折患者さんに血液中リン濃度を測定してあげてね」これだけだったと言うことです。

 

内容を掘り下げると、

 

この低リン血症性くる病・骨軟化症って数万人に1名という非常に珍しい病気です。珍しい病気と言うだけあって医者の頭の中の片隅にも入りにくいんです。だから、見過ごされているケースが多かったり、腰痛などで受診された患者さんが原因不明のまま診断がつかず、「低リン血症性くる病・骨軟化症」と診断がつくまでに3年ぐらいかかることも多いんです。

 

ただ、この病気は、血中リン濃度が低くなる大きな特徴があります。

そうなんです、

 

血中リン濃度を測定するだけで鑑別ができるんです。

 

協和キリンは、整形外科クリニックや内科クリニックに回って「圧迫骨折の既往の患者さんには、採血したときにリン濃度の項目も追加してね」を警鐘しているわけです。そうなると、隠れている「低リン血症性くる病・骨軟化症」で困っている患者さんの診断がつき見つかりやすくなり、早期発見した医師、早期治療につながった患者さん、治療薬クリースビータの協和キリン、みんながハッピーになる、Win-Win-Winになると!

 

やるじゃん!協和キリン。

 

そうなると協和キリンの株価が気になりすねwww。

 

会社の社会的評価・価値は株価に直結します。

 

さて、協和キリンの株価はと・・・。2021年の年末に何かしでかしたのか?落ち込みはあるけど、株価は10年前の2013年4月約1000円、現在2023年4月には3000円と約3倍やし!

 

めっちゃイイ感じじゃん(笑)

 

Long timeでみると確実に社会的評価・価値が上がっている会社ッスね。

 

「うちのお薬いいですよ!ぜひ、使ってください!」と言うような、売り込み・持ち込みプレゼンが多い中、この戦略はお見事です。ほんと、楽しかったし、勉強になりました。

 

 

今週もたくさんの内視鏡治療がありました。もちろん、日帰りで、全員保険適用です。自費診療、自由診療、自費手術ではりませんよ。

 

 

今週もたくさんの差し入れをありがとうございます。

この前いただいた、たけのこはめっちゃ美味しかったです!

ビールにあいますね♡

 

Sさん、スタッフへのお手紙と、うちのOT(作業療法士)へのお手紙も付けてもらったお菓子ありがとうございます。とっても美味しかったです。 徳川慶喜に近づけた感じがしましたwww

 

Mさん、治一郎♡ありがとうございます。 きゃー!

治一郎をくださったかたはお父さん似のとっても美人のかたで、治一郎好きな女性は美人のかたが多いんですね!お父様も、その美人の娘さんも、その旦那さんも、うちに通ってくれて、そして治一郎まで・・・ほんとお気遣いありがとうございます。

 

タケノコの煮付けや、わらびもちもありがとうございます

とっても美味しかったです。

 

 

今週もスタッフのみんなありがとさんな。来週もヨロシクやで。

いやー、楽しい一週間でした!

 

 

 

来週も、CSCスタッフ全員でOne CSCで、腰・首・頭の治療に全力で取り組んで参ります。

腰痛、肩こり、腰椎椎間板ヘルニア、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症、腰部脊柱管狭窄症で日帰り・保険診療の内視鏡治療(PELD/PED /PEL /FESS治療)、リハビリ加療を検討なさりたい方は、中京スパインクリニックにご相談ください。

 

〒470-0115

愛知県日進市折戸町笠寺山50-6

腰・首・頭の中京スパインクリニック

TEL 0561-73-1900、

FAX 0561-72-8818

脳神経外科・リハビリテーション科・整形外科

 

 

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